マイア・ヒラサワの書き下ろしソング「Boom!」をバックに、九州新幹線の開通を祝う「JR九州/祝!九州キャンペーン」CMが、カンヌ国際広告祭のアウトドア部門にて金賞、メディア部門にて銀賞を受賞した。
◆「JR九州/祝!九州キャンペーン」CM特別篇&総集篇3月12日(土)、九州全土に新幹線が開通するという一大プロジェクトのCMソングを手がけたのがマイア・ヒラサワであり、そのハッピーソングと、開通を祝うたくさんの笑顔は、輝く門出に相応しい素晴らしいCMであったが、その前日、3月11日に、東日本大震災が日本を襲った。
お蔵入りとなったものの、その映像はYouTubeにアップされ、消沈する日本にあって「元気をもらった」「今の日本に必要なCM」とそのCMは感動とともにあっというまに口コミで広がり、瞬く間に200万ビュー以上を記録することになった。
「カンヌ国際広告賞(International Advertising Festival)」は、世界にある数々の広告賞の中でも世界最大級の規模を誇り、受賞者に渡されるトロフィーがライオンであることから、別名Cannes Lionsとも呼ばれているもの。毎年6月南フランスのカンヌ市で開催され、全12部門のカテゴリーを抱える現在では、まさに広告業界のワールドカップ。
アウトドア部門は、看板、サインなどの屋外広告を対象とした部門で、当初はビルボード広告やポスターなどを対象としたものだが、最近はゲリラ的なもの/デジタルを利用したもの等、様々な作品を対象としているカテゴリーだ。このCMがこの部門で金賞を受賞したのも、そのコンセプトに加え、口コミで広がった点などさまざまな背景が理解されたということだろう。我々日本人の多くの人々を勇気付けてくれたこのCMが、世界的なCM賞を受賞したのは嬉しい限りだ。
(BARKS 6月22日(水)22時36分配信)
東日本大震災は,どうして3月11日だったのでしょう せめて,あと1週間ほど遅れてくれればよかったものを
東日本大震災さえなければ,九州新幹線全線開業の話題は,日本にとって,みんなを幸せにするニュースになるはずでした
青森から鹿児島まで,新幹線を利用して移動ができるわけですから,国を挙げて開通をお祝いする日となったことでしょう
このお蔵入りしていたCMの代わりに,経済産業省所轄の社団法人,ACジャパンのCMがTVを席巻したとのこと(それさえ,僕達,被災地に住む人間は,ずっとあとになって知ったのですが…)ですが,今,日の目を見て世界的に権威のある賞を受賞したことは,本当にうれしいことです
その背景には,大震災や原発で,「日本はもうだめだ」と思っている世界の人々に,そして,そんな日本を応援してくれている世界の人々に,「ありがとう」と「日本は元気です」「みんなひとつになってがんばっています」というメッセージを,いみじくも表現しているように見えるところではないでしょうか
九州新幹線のCMが,日本の国のことを,代わりにアピールしてくれているように感じられました
東日本大震災では,東北新幹線も大きな被害を受け,しばらく運転ができない状態が続き,全線復旧となったのは,4月29日になってからのことでした
そのときでさえ,どれほど重く暗く沈んだ被災地の人々の気持ちを,明るく勇気づけてくれたことでしょう
新幹線は,夢も運んでくれているのです
九州新幹線は,九州のみなさんの明るい未来への架け橋として,大きな希望を担っていました
このCMを見て,ひとりひとりの喜びよう,さまざまな喜びようが,「九州ウェーヴ」を通して,よく伝わってきました とてもすてきなCMです
はじめて見たときに,胸が熱くなりました
涙が出そうになりました
そして,大震災のために,その喜びを想い存分爆発させることなく,自粛させてしまったことを,なぜか自分のせいのように,申し訳なく思いました
九州のみなさんに,心から謝りたい気持ちになりました
九州のみなさんからも,被災地にいろんな支援を頂いているというのに
このご恩は,復興がすすんだら,いつかきっと,いつかきっと,九州新幹線に乗って,九州を旅をしてみたいと思っています