ANA国内線【PR】
since 1979
1 キャメル /  光と影   「雨のシルエット」       
  CAMEL /  First light  「Rain dances」
2 キャメル /  君のこころに…  「雨のシルエット」
  CAMEL / Tell me  「Rain dances」
3 ジョン・アンダーソン / デイズ  「七つの詩」           
  Jon Anderson / Days  「Song of seven」



この前の休日,帰りに雨が降って,,僕は全くお手上げをくった
降らないだろうと,たかをくくったのがそもそも間違いだ
傘もささずに,その喫茶店からどうやって帰ろうかと考えた挙句
結局,雨の中を突っ走るしか思い浮かばなかった
半分の距離を走って,僕はもう随分ぬれてしまったことに開き直り歩くことにした

僕が,まだ幼稚園に通っていた頃のある日,帰りぎわに雨が降っていた
ちょうど,こんな雨だった
どうしようかと軒下で悲嘆にくれていると,母が幼稚園まで迎えに来てくれた
僕はうれしくてしかたなかった
母が,僕の傘を用意してきたにもかかわらず,
後ろを向いて腰をおろし僕はその背におんぶされた
僕が,その背に凭れながら見ていたものは,
雨にぬれた美しい新緑であり,水田であり
かすんだ起伏のたのしい線だった
雨水は,道の轍の二筋をなぞり,その様子も僕をたのしませた
その幼稚園では,毎日,帰りの時間に,
机の上に広げたハンカチに先生がおやつをくれる
その日のおやつは,どんなお菓子だったのか
母の背の中で交わした会話はどんなだったのか
母と一緒にさした傘は何色だったのか,僕はまったく覚えていない
それなのに,その時の母の背の安心感と,雨の中のたのしい景物は
今でも,この歳になってもさえも,なぜかよく覚えている
一体,僕はそんな時代を,いつ頃通過したのだろうか



4  kazz / photograph   (original)



誰もいない部屋の扉を閉じる
タオルでぬれた頭を拭きながら,煙草に火をつけると,
なぜか急に,また雨が見たくなった
窓を半分あけると,部屋の明かりに照らされて
銀色に光る雨が,時のはざまに,まだ,降り続いていた



5  ジョニ・ミッチェル / アメリア 「逃避行」               
   Joni Mitchell / Amelia 「Hejira」
6  アメリカ / 名前のない馬 「アメリカ」                   
   America / Horse with no name 「America」
7  ジョニ・ミッチェル / シャロンへの歌  「逃避行」            
   Joni Mitchell / Song for sharon 「Hejira」
8  レッド・ツェッペリン / テン・イヤーズ・ゴーン 「フィジカル・グラフィティ」
   Led Zeppelin / Ten years gone  「Physical graffiti」


この時間にコーヒーを飲むのは久しい
学生の頃は,この時間のコーヒーブレイクは,ひとつの習慣だったんだけど
今,こうして香ばしいコーヒーの香りに包まれていると,
当時の感覚と相俟って,とても懐かしい思いがする
あの頃は,心情的には煩雑で,すべての挙止が死と隣り合わせだった
しかし,それはそれで美しくもあり,考えてみれば,
ある一つの信念が活きることを統治し
僕を真剣にさせていたことは,実にすばらしいことだった
僕は,その折々に,僕の想像だけのコーヒーショップを訪ねた
「グリーン・スプーン」というのが,その店の名だった
素敵な髭を生やしたマスターが,僕を迎えてくれる
彼は,僕を見るなりいつも「雨を見たかい」と尋ねる
それは,ことば通り雨を見たかどうかと野暮なことを聞いているんじゃないんだ
彼は,雨がすべての蟠りを洗い流してくれたときに,
しばしば夢の答えのように現れる,純朴な子供の心に,
今でも君は通じているかと,婉曲に聞いているのだった
「雨を見たかい」,それは,とかく背伸びをして大人びようとする僕に
チクリと痛いことばだった


9  キャメル / スカイライン 「雨のシルエット」        
   CAMEL / Skylines 「Rain dances」
10 ジョニ・ミッチェル / ラブ 「恋を駈ける女」               
   Joni Mitchell / Love 「Wild things run fast」

11 アジムス / たそがれ 「涼風」               
   Azymuth / Tarde 「Aguia nao come mosca」




■comment   
これは,はじめて作ったプログラム  自分の作品を,スクリプトにして編集したら,おもしろいかもと,やってみた        
キャメルとジョニ・ミッチェルが全体のポイントになっているので,ジャジーな雰囲気が広がる  ジョニ・ミッチェルのアルバムの中でも,「逃避行」は一番好きなアルバム 
はじめて作った固さか,自分のナレーションは,かなり暗い(笑)   
これ以降,すべてのプログラムに言えることだけど,「大 ヒットシングル~」みたいな曲はあまり多く使っていない    
自分のイメージを優先した選曲に心がけた  
逆に「このアーチストのこの曲がいいんだよなあ~」という曲も,時間の制約や前後の折り合いから使えないものもあった  
「光と影」「君の心に…」「デイズ」の並びから,このスクリプトへ流れるのは,うまくはまっていると思う 






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pastelheart playlist atmosphere 1
pastelheart - since 1979



1 First Light/Camel
2 Tell Me/Camel
3 I Need You/America
4 A Horse With No Name/America
5 Amelia/Joni Mitchell
6 Song For Sharon/Joni Mitchell
7 Ten Years Gone/Led Zeppelin
8 Skylines/Camel
9 Downtown Lights/Annie Lennox
10 I'd Love You To Want Me/Lobo


by pastelheart | 2012-01-07 21:49 | pastelheart playlist | Trackback | Comments(2)
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Commented by tara12k at 2012-01-26 19:50
こんばんはっ (*゜▽゜)ノ
引越しツール(ファイル)は ここでも
有効ですよ
時間はかかるようですが 反映されました
ん~
どうするかな

ってことで。
寒い毎日 お互い風邪をひかないよう 
締まってゆこー!!
Commented by pastelheart at 2012-01-27 19:53
たらさん,ありがとうございます
やってみたら,できました
休みの日に,ひとつひとつコピペしようと思ってたとこです
こんな便利なツールがあったなんて,知りませんでした
だったら,もう少しまじめにcafeをやっておけばよかった(大笑)
すぐに反映されなかったので,同じことを2回やったら,cafeの記事が2回ずつ載ってしまいました ^^
(整理するの,たいへん)
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